本人認証サービス(EMV 3-Dセキュア)

2025年4月以降、原則すべてのECサイトにEMV 3-Dセキュアの導入が必須となっております。

本人認証サービス(EMV 3-Dセキュア)

本人認証サービスとは、インターネット上でのクレジットカード決済をより安全に行うためのサービスです。本人認証サービスの3Dセキュアは決済時にクレジットカード番号、有効期限等の情報に加え、お客さまがカード発行会社にあらかじめ登録したパスワードをご入力いただくことでカード会員さまご本人であることの認証を行うサービスです。また当社では2021年9月より、不正利用が疑われる人のみワンタイムパスワードなどでの本人認証を行うEMV 3-Dセキュアを提供しました。
なお、クレジットカード・セキュリティガイドライン[6.0版]では、2025年4月以降、原則すべてのECサイトにEMV 3-Dセキュアの導入が必須となっております。

クレジットカード決済の仕組み

特長

不正利用者による「なりすまし」を防止

インターネット取引において、クレジットカードの不正利用被害が増加しています。
本人認証サービスでは、カード会員さまご本人しか知りえないパスワードやワンタイムパスワードなどを使って認証するため、不正利用者による盗用カード等を使った「なりすまし」の決済を防ぐことができます。
他にも当社では不正利用対策のソリューションをご用意しております。

チャージバックリスクの軽減

第三者によるクレジットカード利用が発生した場合、カード会社は加盟店さまに対して売上金の支払いを拒絶します。(チャージバック)
本人認証を通過した決済については、カード会社は原則としてチャージバックを行いません。(一部例外やブランド毎のルールあり)

(EMV 3-Dセキュア)不正利用が疑われる人のみ認証を実施

EMV 3-Dセキュアはクレジットカードの利用履歴や、カード決済を行う人が使用しているデバイス、さらには購入時の商品の配送先住所といった複数の情報をリアルタイムに分析し、不正利用の可能性を判定。不正利用が疑われるカード会員さまのみ認証を実施します。
不正利用が疑われないカード会員さまは本人認証の手間が省けるため、スムーズなお取引が可能です。

提供内容

対応ブランド

弊社にて対応している、EMV 3-Dセキュアの対応ブランド(各サービス名称)は以下の通りです。
・VISA(VISA Secure)
・MasterCard(ID Check)
・JCB(J/Secure)
・American Express(SafeKey)
・Diners(ProtectBuy)

対応ブランド

対応デバイス

PC、スマートフォンからご利用いただけます。

接続方式

リンク型、API型でご利用いただけます。

ご利用イメージ

本人認証のご利用イメージになります。カード会社にてリスク低と判断された場合、カード会社画面が表示されない場合がございます。


EMV 3-Dセキュア

ご利用イメージ

認証項目の一部必須化について

EMV 3-Dセキュア(3Dセキュア2.0)のご利用につきまして、国際ブランドのレギュレーション変更に伴い、これまで任意とされていた一部項目が必須項目となりました。
連携項目の追加は、3Dセキュアの認証の精度をより高いものとし顧客体験を向上するために必要な項目となっております。
当面は項目が連携されていない場合でも認証されますが、将来的にエラーになる可能性がございます。不正利用対策目線でも原則連携が求められる項目のため、EMV 3-Dセキュア導入義務化の対応とあわせ、可能な限りお早めにご対応ください。

必須項目の詳細

  1. 1 会員氏名(カード券面ローマ字)
  2. 2 電話番号またはメールアドレス(どちらか1つ)

接続方式別(リンク型・API型)の購入手順と今後の追加機能

リンク型での購入手順

  1. 1.お客さまは、加盟店さまの決済手段選択画面にて、クレジットカード決済を選択する。

  2. 2.お客さまは、加盟店さまの顧客情報入力画面にて、本人情報を入力する。

  3. 3.加盟店さまは、当社の本人認証サービスを利用し、「カード利用者決済情報トークン」を取得する。

    「カード利用者決済情報トークン」取得の際、「本人認証情報」として以下①②の情報を連携していただく。

    1. ①会員氏名(カード券面ローマ字)
    2. ②電話番号またはメールアドレス(どちらか1つ)
  4. 4.お客さまは、加盟店さまの顧客情報確認画面にて、本人情報を確認する。

  5. 5.加盟店さまは、3.で取得した「カード利用者決済情報トークン」を設定し、当社のリンク型-購入要求をおこなう。

  6. 6.当社は、「カード利用者決済情報トークン」で①②の情報を抽出し、①②等をカード会社へ連携する(カード会社にて認証処理をおこなう)。

リンク型での今後の追加機能

加盟店さまが新画面をご利用いただく場合、当社のリンク型-購入要求の情報入力画面(上記手順5.)にて、お客さまに以下①②の情報を入力していただく必要があります。

  1. ①会員氏名(カード券面ローマ字)
  2. ②電話番号またはメールアドレス(どちらか1つ)

※近日中に、新画面の利用申込を受付開始予定となります。

API型での購入手順

  1. 1.お客さまは、加盟店さまの決済手段選択画面にて、クレジットカード決済を選択する。

  2. 2.お客さまは、加盟店さまの顧客情報入力画面にて、本人情報を入力する。

  3. 3.加盟店さまは、当社の本人認証サービスを利用し、「カード利用者決済情報トークン」を取得する。

    「カード利用者決済情報トークン」取得の際、「本人認証情報」として以下①②の情報を連携していただく。

    1. ①会員氏名(カード券面ローマ字)
    2. ②電話番号またはメールアドレス(どちらか1つ)
  4. 4.お客さまは、加盟店さまの顧客情報確認画面にて、本人情報を確認する。

  5. 5.加盟店さまは、3.で取得した「カード利用者決済情報トークン」を設定し、当社のAPI型-購入要求をおこなう。

  6. 6.当社は、「カード利用者決済情報トークン」で①②の情報を抽出し、①②等をカード会社へ連携する(カード会社にて認証処理をおこなう)。

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